敗戦直後の憲法論議から

敗戦直後の憲法論議から

NO.1676  空襲警報が響かないことが、ようやく日常的になった1945年10月、学者有志の間で憲法改正論議が始まった。ポツダム宣言受諾によって、国家政治の性格、政治体制が一変したのだか...

同じ轍

同じ轍

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  「多文化共生」を標榜して成功した国はない。美しく極限まで漂白されたスローガンだが、多分に理念先行で空想的だ。欧州連合(EU)の移民政策に対して、ポーラン...

レーニンという亡霊

レーニンという亡霊

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  手元に1932年発行のレーニン著『労働組合論(藤井米蔵訳)』がある。発行は改造社。それまでのレーニンの(1870~1924)複数の論文・演説・書簡から「...

スマホ社会が孕む問題

スマホ社会が孕む問題

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ) 「ながらスマホ」の恐怖  最近、私は膝を痛めて、急な動きができない。何かを避けようとして、急に動けば、さらに、膝を痛めてしまうからだ。だから、通勤途上...

自民党的地下水脈の蠢動

自民党的地下水脈の蠢動

NO.1674 政治家の常識と一般人の常識がずれているのは当たり前である。常識(common sense)とは、一般人が持ち、また持つべき知識である。理解力・判断力・思慮分別などを意味する...

労働観をしっかり考える

労働観をしっかり考える

NO.1673  高畑敬一さん(1929~2020)は、松下電器産業労働組合で長く執行委員長であったが、単組の領域にとどまらず、労働組合運動に大きな活動の足跡を残した。労働戦線統一において...

いまは狂気の時代らしい

いまは狂気の時代らしい

NO.1672  仏文学者・渡辺一夫(1901~1975)に、「狂気について」という文章がある。15年戦争で、人間の愚かしさにとことん悩みぬいた。この文章が発表された1948年、世相は軍部...

落水狗の不寛容

落水狗の不寛容

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  「池に落ちた犬を叩く」。もともとはフェアプレイ精神を示す言葉であるが、魯迅が随筆「落水狗」で、「危険な性質を持つ犬は、水に落ちて溺れそうになっていても油...

愚者に抗う

愚者に抗う

筆者 小川秀人(おがわ・ひでと)  週刊RO通信no.1671「管理社会が活力を奪う」に触発されたので一筆記しておきたいと思う。  「愚者」とは読んで字のごとく「愚かな人、ばかもの」を指...

管理社会が活力を奪う

管理社会が活力を奪う

NO.1671  いまの日本社会は、どうも活力が感じられない。ひとつは、超高齢社会への対応が物足りないことだろう。1970年代半ば、わたしの参加した組合は、中高年対策を入り口として、高齢化...

名を正し、ビジョンを語れ

名を正し、ビジョンを語れ

筆者 新妻健治(にいづま けんじ) 恥ずかしく苦い思い出  労働組合の専従役員をしていたころ、恥ずかしくも、苦い思い出がある。私たちは、そのころ、話題となっていた職務を軸とした人事処遇制...