極右躍進
筆者 奥井禮喜（おくい・れいき） 欧州議会選挙で極右が躍進したのは歓迎するべき事態ではない。 極右（右翼）の特質は、超保守主義・国粋主義・ファシズムである。全体主義である。思想的に、...
「 2024年06月 」一覧
「文学は吾人のテイストである」
ＮＯ.１５６６ 見出しの言葉は、夏目漱石（１８６７～１９１６）さんである。 テイストの中心義は、味がする。風味、好み、嗜好、趣味である。美的感覚、審美眼、センス、判断力、見識である。...
ブルータスよ、お前もか
筆者 奥井禮喜（おくい・れいき） 自動車メーカーの認証不正事件のインタビューで、豊田章夫氏が、「ブルータスよ、お前もか」（の心境？）だと語った。 新聞記事を読んだとき、違和感があった...
生きにくい社会の私
筆者 奥井禮喜（おくい・れいき） 改正こども・子育て支援法が可決された。 ２０２３年の国内出生数は７２万人、合計特殊出生率は１．２０、もっとも低い東京は０．９９である。なるほど、低い...
見えてきた衆院選最悪のシナリオ
筆者 司 高志（つかさ・たかし） この原稿を書いている時点で、今国会では衆院解散はなく、総裁選が行われると想像する。 総理の思考や行動パターンからして、一日でも長く総理の座に居座るこ...
日英与党の大敗予測
筆者 奥井禮喜（おくい・れいき） ロイターによると、７月４日実施の英国総選挙予測調査（５万８０００人）で、与党保守党の歴史的大敗という結果が出た。スナク首相の与党・保守党は議席１４０がや...
政治家は木魚と同じ
筆者 奥井禮喜（おくい・れいき） 本日の朝日新聞はかなりのスペースを割いて、自民党議員に政治改革の熱がないことを批判的に指摘している。まさにその通りである。 しかし、そもそも政治倫理...
『悲歌のシンフォニー』
NO.1565 先日の土曜日、東京交響楽団の公演を聴きに出かけた。わたしは、曲のなにが大事で、なにを聴きださねばならないとか、演奏がどのように素晴らしいとか、ほとんどわからずに、ひたすら...
語るに落ちる
筆者 奥井禮喜（おくい・れいき） 政治資金規正法改正問題は土壇場で、岸田氏が公明党案を丸のみし、さらに維新が同調して、与党は４日の決議をめざしている。 目立つのはパーティ券購入の氏名...