報告書「働く現場で何が起こっているのか」
――人事(システム)崩壊の危機を克服するために――


ライフビジョン学会が設立10年を迎えました。

この10年を概観して気付くのは、国民生活の基盤たる「仕事」領域においてその停滞感が著しいことです。圧倒的多数の方々が会社社会に暮らすのですが、そこで個人と組織を結び付けるのは人事管理の在り方に他ならない。にもかかわらずこの10年、人事管理は経理の下請け化し、形骸化をもたらしています。仕事や会社がすべてではないが、それらが人々の人生について前向きに活動できるような安心・安寧を提供できないのであれば、じっくりと人生に取り組めない。

そこでこのたび、設立10周年を記念して、企業の中の人を巡る問題に焦点を絞り込んで、社会(企業経営者、人事部、組合他)で起きていることをサラリーマンの目から点検する連続シンポジウムを開催し、この報告書にまとめることができました。

個別の課題に埋没して難を逃れる「人生設計」は誤りであると考えます。この事業を通じて「全体の部分」としての個人と組織、社会の今日的「条理」に疑問符をつけて、より良い人生の構築を提案いたします。

この報告書はA4版64頁、印刷物でご希望の方には実費千円と送料でお分けします。
各方面の働く現場で、どうぞご活用下さい。

ライフビジョン学会 2003年7月



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