セミナー
労働「時間」問題をどう攻めるか

これほど問題になりながら、なぜか問題意識の薄い「労働時間」問題。
問題の根っ子には、日本人の時間意識がある。フレックス、成果主義、裁量労働の失敗は、制度主義に依存して「人」を見なかったことにある。
人事管理技法や法律論という外圧では変えられないこの問題を、文化論的に解きほぐしたい。

■経営資源のヒト・モノ・カネ。それを統べる「時間」の実態が不明のまま立てら れた経営計画に信憑性はあるか。
■「グローバル」を標榜するならば、働き方の国際標準遵守も経済大国日本の責務 である。
■労働組合は金に執着するほどには、労働時間に熱心でない。時は金なり、労働時 間は賃金と同価値、もしくはそれ以上である。
■ソフト経済下の働き方は自己管理、ならばなおさら、個人の自我の確立・自立の 意味が問い直される。
■労働時間はより人間らしい生き方のための基本的人権である。それが軽視される のは、人々が「生き方」に深く思いをいたしていないからである。
■「生き方」を考える人生設計セミナーで30年間、日本人の時間意識に注目しその 普遍性を発見した奥井禮喜から、労働「時間」問題に新しい視点を提供する。

日 時 2005年1月17日(月) 13:15〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
 東京都渋谷区代々木神園町3-1
 Tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp/
講 師 奥井 禮喜
参加費 10,000円(参考図書付き)
(ユニオンアカデミー会員 8,000円)
主 催 ユニオンアカデミー
 〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
 有限会社ライフビジョン内  Tel 03-3485-1397 Fax 03-3460-4456
 E-mail office@lifev.com
お申込方法 E-mail office@lifev.com へ。
受付後詳細続報お送りします。

Who's奥井禮喜?
有)ライフビジョン代表取締役、日本労働ペンクラブ会員、ユニオンアカデミー事務局他。島根県生まれ。三菱電機労組中執を経て1986年より現職。日本初の人生設計セミナー開発、著書「労働組合が倒産する」で人事・労働界の注目を浴び、以来、人と組織の元気を開発する講演、研修、コンサルテーション活動展開中。FAXとe-mailによる週刊RO通信(無料)発行。