セミナー
「賃金」を原理原則から理解する

かつて組合の賃金攻勢華々しき時代、会社は「賃金のために働くのではない」「賃金奴隷になるな」と、仕事価値を大事にせよとの正論をぶった。金は所詮交換価値、にもかかわらず金額が豊かさの指標とされ、バブル・財テク・バブル崩壊、高賃金が不況の理由にされ、定昇なし、逆さ春闘の2002年以降、雇用優先の大義の元にザル・ベア(時間管理無き労働)が蔓延した。
改めて「賃金」とは何か、その理論的根拠を整理して、いくつかの視点を提供したい。

■「賃金」とは、生活の必要を満たし、生産性向上への動機付けをし、貢献への認知欲求を満足させ、配分の納得性を与えて、もって資本主義社会に居場所を作ること、だとしたら…。
■「欲しいからほしい!」というエネルギーもないのに、労組への期待第一は「賃金」という不思議。
■どんな暮らしをしたくてそのためにいくら必要か…暮らしの点検無き賃上げは新たなバブルの芽にならないか。
■働くプライドを満足させる、気分のよくなる賃金制度は不可能か。
■行き過ぎたコスト至上主義をこのまま信奉することに疑問はないか。
■働く一人ひとりに支持される賃金交渉とは何か。

日 時 2005年2月7日(月) 13:15〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
 東京都渋谷区代々木神園町3-1
 Tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp/
講 師 奥井 禮喜
参加費 10,000円(参考図書付き)
(ユニオンアカデミー会員 8,000円)
主 催 ユニオンアカデミー
 〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
 有限会社ライフビジョン内  Tel 03-3485-1397 Fax 03-3460-4456
 E-mail office@lifev.com
お申込方法 E-mail office@lifev.com へ。
受付後詳細続報お送りします。