サービス残業を論破する
労働時間とは何か

春闘で賃金を決めるとき、労働時間抜きには語れない。
サービス残業は減っていない。有給休暇も取れていない。その一方でフレックス、成果主義、裁量労働、有給休暇の時間取得など、労働時間を巡る施策が次々に出る。しかし人々の職業観、働き方の点検無しにルールを変更しても、働く人のやる気と生産性は高まるだろうか。なぜサービス残業が減らないのか。なぜ有給休暇を取らないのか。今回は日本人の人生観から文化論的なアプローチを試みたい。

■労働時間がズルズルな職場で、少子化対策の優遇制度などいくら講じても有名無実。こんな職場で出産育児する勇気は、ナミのオンナにはありません。産業界の少子化対策には時間の視点が欠けている。■働き方の国際標準遵守も経済大国日本の責務である。■自己管理、自己管理、ならばなおさら個人の自我の確立・自立度合が重要になる。■人生設計の「定年後の24時間」ゲームは、日本人の時間意識を如実に語る。■労働時間は人間らしく生きるための基本的人権である。それが軽視されるのは、人々が「生き方」に深く思いをいたしていないからである。

日 時 2006年2月14日(火) 13:15〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
  東京都渋谷区代々木神園町3-1
  tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp
参加費 10,000円(参考図書付き)
(ユニオンアカデミー会員8,000円)
主 催 ユニオンアカデミー
  〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
  有限会社ライフビジョン内
  tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456
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