ポスト賃金・労働条件、労組活動の新機軸
働き方の研究集会

働き方が変ったという。ハンマーからパソコンへ、肉体労働から精神労働へ。しかし雇われる人と雇う人、労働と資本の強弱関係は18世紀の産業革命以来変わらない。21世紀に働くわれわれは相変わらず、会社と株主に人生の首根っこを抑えられている。

はたして人間を主人公にした働き方は不可能なのだろうか。

労働組合は労働の供給管理(労働市場の統制、労働商品の品質管理)のほかに 労働の人間的側面=働きがい、生きがいからその運動を再構築することはできないのだろうか。

この研究集会は、従来は自助努力や個人レベルの問題とされていた「労働の質の管理」について、組織的、団体的な問題解決への可能性を探ろうとするものである。

日 時 2006年5月15日(月) 10:00〜16:45
内 容 講演 いまなぜ労組が、「働き方の研究」なのか
     ライフビジョン代表 奥井禮喜

報告 「働き方の改革」実践報告
     イオン労組中央執行委員長 新妻健治

研究 グループワークと発表
     皆様の現場の話題から

コーディネーターのまとめ
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
  東京都渋谷区代々木神園町3-1
  tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp
参加費 10,000円
(ユニオンアカデミー会員8,000円)
主 催 ユニオンアカデミー
  〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
  有限会社ライフビジョン内
  tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456
  office@lifev.com

イオン労組これまでの取組
イオン労組の「働き方の改革」は、人間が持つ本来の力を信じ、引き出すことによって、仕事の質と満足感を高めようとする活動である。
働き方を改革することが社会と人々の暮らしに貢献し、企業を存続させて、働く人の暮らしを守ることになる。1998年から展開してきたこの、まったく新しい組合活動の根底には「人生設計」の考えが敷かれていた。=月刊ライフビジョン2004.9号より

コーディネーター 奥井禮喜
有)ライフビジョン代表取締役、日本労働ペンクラブ会員、ユニオンアカデミー事務局他。島根県生まれ。三菱電機労組中執を経て1986年より現職。日本初の人生設計セミナー開発、著書「労働組合が倒産する」で人事・労働界の注目を浴び、以来、人と組織の元気を開発する講演、研修、コンサルテーション活動展開中。FAXとe-mailによる週刊RO通信(無料)発行。