――元気の出る「労働」――
雇用春闘をどう戦うか

労働力は保存が利かない。仕事があってもなくても、人間は食って、生きなければならない。資本の温存のためにわれ先にリストラ、つまり痛痒感のない首切りに走る経営は、働く人をモノ扱いしている。労働者は「働かせていただく」のではない。「働く権利」がなければ、生きていくことができない。雇用は基本的人権の中核である。

経済絶不調の春闘は雇用を守ろう、まず声を出そう。皆でよく考えて、論議を巻き起こそう。リーダー任せはやめよう。組合リーダーとはいえ、元は普通の勤め人である。組織を構成している皆が、知恵と力を発揮せねば、社会を動かす力にならない。会社は残って国滅ぶ、誰もそれは求めていない。金がないのは仕方がないが、元気までなくすことはない。

雇用と賃金の勉強会、どうぞご参加ください。

セミナー切り口
 ○ 資本主義の構造と今日的問題状況を整理する
 ○ 政治と経済の関係を探る
 ○ 2009年、テーマにすべき課題はなにか
 ○ 改めて「雇用と賃金」の原理原則を学ぶ
 ○ 職場の議論をどう巻き起こすか 他

講師 奥井禮喜
日 時 2009年1月20日(火) 13:00〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
  東京都渋谷区代々木神園町3-1
  Tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp
参加費 10,000円 (ユニオンアカデミー会員8,000円)
  組合文庫シリーズ2「賃金とは何か」付
主 催 ユニオンアカデミー
  〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
  有)ライフビジョン内
  tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456

Who's 奥井禮喜?
有)ライフビジョン代表取締役、日本労働ペンクラブ会員、ユニオンアカデミー事務局他。三菱電機労組中執を経て1986年より現職。日本初の人生設計セミナー開発、著書「労働組合が倒産する」で人事・労働界の注目を浴びて以来、人と組織の元気を開発する講演、研修、コンサルテーション活動展開中。FAXとe-mailによる週刊RO通信(無料)発行。
On Line Journalライフビジョン発行人。