コンセプト重視 組合の広報活動
何を書くべきか、それが問題だ

何を・書く・べき・か、それ・が・問題・だ

組織活動三種の神器は「組織する」「教育する」「宣伝する」
機関紙の不人気と教育活動の低調と、職場の一体化問題にはつながりがある
このセミナーでは広報の仕事について組合とは何か、組合員とはどんな存在なのか、から説き起こします


セミナーの切り口

○誰が= 組合は「困ったことの解決」から「よりよい人生」を創造する活動へ、その軸足を移している。組合は個人の人生充実のために、政治・経済・社会に向けて多面的な働きかけをする存在である。

○誰に= 組合員は昔から無関心派が主流である。おまけに組合員はエゴイズムの塊である。ばらばらな彼らに向けて広報活動は、彼らの視線と問題意識を編集し、参加の一歩を踏み出させて組織目的を実現したい。

○何を= 賃金労働条件の維持・向上は、民主的な社会の実現による結果である。日本の社会・組織は官僚主義が強く、人々は個人の意志より全体の雰囲気に流される。より上位の民主主義社会のために、利己以外の目的で自らの手間とお金を払う自尊心、志の高さを大切にしたい。

○どのように= 広報は「お知らせ」ツールではない。「孤人」をつなぎ、仲間が共有する文化(組織アイデンティティ)をつくるコアである。そのために人間を観察し、社会風潮を読み、知識を蓄え、思考を深め、言葉を磨く。広報担当は組織の知性、組織の華なのである。

日 時 2009年12月8日(火) 13:00〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
  東京都渋谷区代々木神園町3-1
  Tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp
参加費 8,000円 (ユニオンアカデミー会員 6,000円)
主 催 ユニオンアカデミー
  〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
  有)ライフビジョン内
  tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456
  office@lifev.com
講 師 奥井禮喜
ライフビジョン代表、ユニオンアカデミー事務局、On Line Journalライフビジョン発行人

Who's奥井禮喜?
1976年、三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナーを開催し、現在のライフプラン研修ブームを草分ける。著書「老後悠々」(日本経済新聞社)「労働組合が倒産する」(総合労働研究所)で人事・労働界の注目を浴びる。1982年独立、1985年月刊ライフビジョン創刊。1993年『連帯する自我』ライフビジョン学会を組織。2002年大衆運動の理論的拠点ユニオンアカデミー旗上げ。2006年On Line Journalライフビジョン創刊。講演、執筆、コンサルテーション、インターネットによる通信教育などで後進育成中。