組合リーダーの皆様へ
11春闘を考える

セミナーのコンセプト
2010年日本の経済社会はこんな疑問を残しました。
大企業業績はリーマンショック前に戻ったその一方で、働く人全体の雇用や賃金はいつ、改善の兆しが見えるのか。
「先行き不安」のない時代をいつまで待つのか。
景況追従の賃金水準はデフレの元凶ではないのか、長時間労働は過剰供給と需要不足を促進してはいないか。
賃金の社会的責任について、労使はどんな努力をしたのか。

「失われた20年」で何を失ったか、社会は進歩したのか。
「雇用」を人質にした労働の買いたたきは、フェアトレードと言えるのか。
日本の資源・人材への投資や開発はされているのか。
自分を発揮しない従業員、個人の力を引き出せない人事管理、気分良く働く人が増えない組織の現状をどう見るのか。
「アジアの時代」、その先進国にふさわしい労働文化を形成することができたのか。
春闘は経営のプロと労働のプロが労働価値と企業価値を巡って相集い、現状を棚卸し、次の目標を設定する大事な機会です。春闘を環境に拘束された賃金相場づくりに矮小化させないために、いくつかの問題提起を試みます。
どうぞご参加くださいませ。

日 時 2011年1月18日(火) 13:00〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター セ105室
  東京都渋谷区代々木神園町3-1
  Tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp
参加費 8,000円 (ユニオンアカデミー会員 6,000円)
主 催 ユニオンアカデミー
  〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
  (有)ライフビジョン 内
  tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456
  mail:office@lifev.com  http://www.lifev.com
講 師 奥井禮喜
※受付後詳細続報お送りします。

who's奥井禮喜――
ライフビジョン代表、ユニオンアカデミー事務局
1976年、三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナーを開催し、現在のライフプラン研修ブームを草分ける。著書「老後悠々」(日本経済新聞社)「労働組合が倒産する」(総合労働研究所)で人事・労働界の注目を浴びる。1982年独立し、個人の老後問題から人事労働問題、政治、社会を論ず。1985年月刊ライフビジョン創刊。1993年『連帯する自我』をキーワードにライフビジョン学会を組織。2002年大衆運動の理論的拠点としてのユニオンアカデミー旗上げ。2006年On Line Journalライフビジョン創刊。講演、執筆、コンサルテーション、インターネットによる通信教育などで後進育成中。