人事管理の側面から
超高齢社会と高齢者雇用


セミナーのコンセプト

欧州連合EUは2012年を、「アクティブエージングと世代間連帯のための欧州年」と定めて、高齢化社会への対応を抜本的に見直そうとしています。アクティブエージングとは「生活の質を低下させず、社会参加を継続しつつ、加齢する」というものです。

日本は2007年に65歳以上人口が全体の21%超の「超高齢社会」になりましたが、それを与件とした基本論議は起きていません。超高齢社会先進国として日本でも、人間の成熟を組み込んだ社会をつくることはできないものでしょうか。「人(個人)は育つし育てる(組織)もの」との思想なくして、企業の継続発展は望めません。

少子高齢社会をマイナス要因ではなく資源小国の潤沢な資源として、高齢労働力活用の論理を提起します。


予定の切り口

○ 2013年4月1日高齢者雇用安定法改正法施行
○ 「定年制廃止」時代の人事管理制度と運用
○ 高齢者の能力開発、適材適所の可能性
○ 若い段階からの人づくり、人生設計研修の要
○ 「人生90年時代」「生涯現役」社会へのグランドデザイン


日 時 2012年12月18日(火) 13:00−16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
  渋谷区代々木神園町3-1
  Tel:03-3467-7201  http://nyc.niye.go.jp
参加費 10,000円/人 ユニオンアカデミー会員は8,000円
  セミナーには文庫「個人主義の精神」が付きます。
主 催 ユニオンアカデミー
〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456
office@lifev.com


講師 奥井禮喜 ライフビジョン代表、ユニオンアカデミー事務局
1976年、三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナーを開催し、現在のライフプラン研修ブームを草分ける。著書「老後悠々」(日本経済新聞社)「労働組合が倒産する」(総合労働研究所)で人事・労働界の注目を浴びる。1982年独立し、個人の老後問題から人事労働問題、政治、社会を論ず。1985年月刊ライフビジョン創刊。1993年『連帯する自我』をキーワードにライフビジョン学会を組織。2002年大衆運動の理論的拠点としてのユニオンアカデミー旗上げ。2006年On Line Journalライフビジョン創刊。講演、執筆、コンサルテーション、インターネットによる通信教育などで後進育成中。
2010.8文庫「だから、組合に行こう」、2011.11文庫「協働する社会・学」、2012.10「個人主義の精神」発表。