組合新役員講座2013ご案内
現代の問題と組合のポジション

―― 労働運動への期待と提案  ――

セミナーのコンセプト

21世紀に入って世界の経済地図は圧縮スピードを上げている。先進国は途上国の市場争奪にしのぎを削っている。

国境を越えた経済活動は必然である。一方経営はドライ度を増してきた。政治は国民を後回しにして経営を後押しし、社会の不満を拡大している。

人々の日常行動は損か得か、功利主義が社会を覆っている。無力な個人は非合理的な働き方で疲れている。ちゃんと人間らしく生きたいのに…

労働組合は人間を大事にする、最後の活動拠点である。組合リーダーは自組織の問題と同時に世界に想像力を働かせ、人間社会の進歩のために仕事をしなければならない。小さな安住と漠とした不安に漂う組合員に、自信を取り戻し元気になってもらわなければならない。


予定の切り口

1. 組合と社会の関係について
      組合の社会的存在意義とは何か。

2. 現代的労使関係について
      構成員が元気に働く経営創造とは。

3. 組合機関と組合員の関係について
      構成員活性化のために何をするか。

4. 労働とは何か、人生とは何か
      何のために働くのか、生きるのか。

5. 組合役員の仕事とは何か。どんなプロフェッショナルを磨くべきか。


日 時 2013年8月28(水) 13:00〜16:45
会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
    渋谷区代々木神園町3-1
    Tel:03-3467-7201 http://www.nyc.go.jp
参加費 10,000円/人  ユニオンアカデミー会員は8,000円
「協働する社会・学―働く・学・考える」(ライフビジョン出版)付き。
文庫の目次とダイジェストはHPでご覧下さい。
講 師 奥井禮喜  ライフビジョン代表、ユニオンアカデミー事務局
主 催 ユニオンアカデミー
〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1-53-4 本橋ビル3F
tel:03-3485-1397 fax:03-3460-4456
office@lifev.com


講師プロフィール

■奥井禮喜(おくいれいき)
1976年、三菱電機労組中執時代に日本初の人生設計セミナー開発実践、著作「老後悠々」「労働組合が倒産する」を発表し、人事・労働界で執筆と講演活動を展開。
個人の学習活動を支援するライフビジョン学会、ユニオンアカデミーを組織運営。週刊RO通信とOn Line Journalライフビジョン発行人。
講演、執筆、コンサルテーション、インターネットによる通信教育などで後進育成中。
2011.11文庫「協働する社会・学」2012.10文庫「個人主義の精神」発表。