2013/01
今年も元気に貧者の一灯ライフビジョン学会




 カンパ金315,500円は12月11日、以下の通り振り込みました。ご協力ありがとうございました。




 2012年12月08日(土)12:00−15:30のチャリティオークション・パーティVol.17は、会場参加大人37名小学生1名、場外から入札くださった方、品物や現金で参加くださった方々国内外合わせて55個人・団体の皆様に応援いただきました。
 今回のカンパ金は315,500円。早速12月11日、特定非営利活動法人AMDA(アムダ)にお送りさせていただきました。(関連記事本号HEADLINE)
 チャリティオークション・パーティは、皆さまからのカンパ品を頂戴し、パーティ会場でその品物をオークションしてカンパ金を作ります。オークションなので意外なものが高値を呼んだり、下馬評では高額なものが意外な価格で落札したり。
 今回のチャリティオークション、競り合いで弾けたのは立川談志のDVDシリーズ3冊でした。表示価格は1冊1,470円。最初は1冊いくら?で始まって、最後は「エーイ面倒ダ、マトメテ8千円!」
 いつも高額まで競り上がるマダムNの手織りマフラー、今年も8千円台のカンパ金を獲得しました。マダムNは2000年以来の連続場外応援者。そこで今回は「感謝状」を、マダムに代わって会場出席のムッシュNに贈呈しました。マダムからは「ライフビジョン学会の皆様の勇気ある、暖かいチャリティ運動にほんの少しでもお役に立てているのかしらと、毎年この時期になると私の方がほのぼのとした気持ちにさせて頂いてます」との礼状をいただきました。
 カンパ品の「石内のえほん」も、紹介したいモノ語りがあります。広島市佐伯区の石内公民館が、市民参画のまちづくりとして市民からボランティアを募り、石内の昔話を題材にした絵本と紙芝居の作成をしています。ボランティアらが資料を集め、老人たちを訪ねて地域のむかしばなしを掘り起こし、広島市立大学大学院芸術研究科の学生たちが絵を担当して、これまでに11冊を作りました。年に13回の集まりを持ち、延べ101人の参加者の満足度は100%(H22広島市事業報告より)とか。
 地域の口承文化を掘り起こし子供たちにつなぐ活動は、故郷や国を愛する自然な気持ちを育むことでしょう。この絵本作りに参加したK夫人が、カンパ品として提供くださいました。
 一方常連のYさんは、そろそろ身仕舞いをと片づけ仕事の押し入れから、立派な箱書きのぐい呑みを掘り出しました。中にあった履歴を見ると愛知県瀬戸市の、現在も活躍している陶芸作家の作品です。「どちら様から戴いたのかも忘れましたがお役に立てば」と3点、ご寄付いただきました。
 2000年からオークショナーを引き受けてくださる大下政勝氏によれば、今年の落札単価は「500円ぐらい下がっている感じ」とかで、弾け方も小粒でした。景気の影響はパーティ会場でも無関係ではありません。にもかかわらず、いえだからこそ、応援くださった皆様の心意気が暖かい。
 ライフビジョンのカンパ活動はこの恒例パーティの他学習会参加費などなど、1995年以降今回で総額6,226,219円、のべ1,013名のご参加となりました。
 ご協力ありがとうございました。来年も12月第二土曜日に開催します。応援よろしくお願いいたします。







On Line Journal LIFEVISION | ▲TOP | CLOSE |