これが、自民党の隠し味

これが、自民党の隠し味

NO.1583  自民党総裁選挙において、小泉進次郎、石破茂、高市早苗の3氏が事前の予想と異なるシーソーゲームを展開したので、選挙期間を長く設置し、変わる自民党? の底力を見せようとする作...

野党魂を発揮せよ

野党魂を発揮せよ

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  昨日、自民党では最高顧問麻生氏と副総裁菅氏が会談したそうで、これで石破総裁・総理誕生の産湯がおしまい。大親分同氏の手打ちが終わったといえば、いかにも品が...

石破氏の深謀

石破氏の深謀

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  石破内閣が、挙党人事体制に程遠い。基盤がぜい弱だというのがジャーナリズムの指摘である。そんなことは素人にもわかる。  しかし、もし挙党態勢にしたのであ...

ワクチン行政の透明化に疑問

ワクチン行政の透明化に疑問

筆者 渡邊隆之(わたなべ・たかゆき)  2024年10月1日から主に高齢者を対象に新型コロナワクチンの定期接種が始まる。重症化リスクの予防を目的にインフルエンザ同様、主に高齢者を対象とする...

政党活動の原点

政党活動の原点

NO.1582  なんとも長かった、代表選・総裁選が終わった。候補者諸氏が世間に向けていろいろ発信したが、つまるところは党内選挙だから、世間人としてはああそうなったかと感ずるだけである。し...

検察は面子のための控訴を止めよ

検察は面子のための控訴を止めよ

筆者 高井潔司(たかい・きよし)  静岡地裁は9月26日、袴田事件の再審裁判で、確定していた死刑判決を取り消し、無罪を言い渡した。再審を決定してから10年、事件発生からだと58年を経て、袴...

再審無罪と自分自身

再審無罪と自分自身

筆者 奥井禮喜(おくい れいき)  88歳の袴田巌さんに、判決が伝わってほしい。長い艱難辛苦が成就したとしても冤罪によって過ごした人生が再生復活することはない。  90歳を超えた姉の秀子...

歯止めなきイスラエル

歯止めなきイスラエル

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  国連総会でグテーレス事務総長は、「レバノンがもう一つのガザになることは許されない」と悲痛なスピーチをした。多くの共感を集める。しかし、共感だけではイスラ...

野田立民と政局

野田立民と政局

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  立憲民主党の新代表に野田佳彦氏が選ばれた。  野田は、野党議席最大化論者である。そのために穏健保守層を取り込むという狙いである。  たしかに、自民党...

自尊心と全体主義

自尊心と全体主義

NO.1581  アメリカの大統領選挙は他国のことであり、選挙自体をどうこう取り沙汰するのが目的ではない。しかし選挙戦、とりわけトランプなる人物が引き起こす騒動のなかに、無視しえない重大な...

兵庫県政混乱の原因と責任

兵庫県政混乱の原因と責任

筆者 奥井禮喜(おくい・れいき)  兵庫県知事・斎藤氏に対する不信任決議が満場一致で可決した。新聞報道以上の仔細はわからないが、少なくとも、議会と各党派は斎藤氏を知事として認めないのであっ...

文化を語る経営書を読んで

文化を語る経営書を読んで

筆者 新妻健治(にいづま・けんじ)  薦められて経営書を読んだ。テーマの前提となる認識の誤り、言葉の定義の無さ、論理的誤りなど、読んで辟易した。著名な経営者の著作、もっともらしい出版社のプ...